2020-03-26 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
一方、平成十八年、当時の原子力安全委員会の耐震設計審査指針の改定に伴いまして、平成二十年二月に開催されました原子力安全委員会の検討委員会において、中田専門委員から、空中写真判読の解釈が日本原子力発電とは異なるということ、それと、ボーリング調査だけでは地層の変位はわからず、トレンチ調査が必要であることから、浦底断層が活断層である可能性は否定できないという御意見がございました。
一方、平成十八年、当時の原子力安全委員会の耐震設計審査指針の改定に伴いまして、平成二十年二月に開催されました原子力安全委員会の検討委員会において、中田専門委員から、空中写真判読の解釈が日本原子力発電とは異なるということ、それと、ボーリング調査だけでは地層の変位はわからず、トレンチ調査が必要であることから、浦底断層が活断層である可能性は否定できないという御意見がございました。
このたびの調査におきましては、地元の堺市の御協力もいただきながら、仁徳天皇陵の第一堤の南東部周辺に、幅二メートル、長さ二十八メートルのトレンチ、削掘のための溝でございますけれども、を一本、それから、幅二メートル、長さ三十メートルのトレンチを二本、合計三本のトレンチを設けて掘削の調査を行ったところでございます。
今後まだまだ、これは手もつけかねている段階ではありますけれども、いわゆる、溶融した燃料、燃料デブリの取り出しであるとか、あるいは、建屋、原子炉建屋やタービン建屋に滞留してしまっている汚染水をどう浄化し、さらにはくみ上げていくか、これらはなかなかに厳しい戦いでありますし、更に言えば、海岸近くの地下トレンチにたまっていた水の抜き出し等、厳しい戦いの中で、東京電力はこれまでいい仕事も実際してきたとは思っているんです
繰り返しますけれども、使用済み燃料や高レベル廃棄物に関してはいわゆる地層処分等々の議論がございますけれども、低レベル廃棄物に関しては、三段階、よくL1、L2、L3というような言い方をしますけれども、中深度処分、それからピット処分、そして最もレベルの低いものは、トレンチという、地中に掘った比較的浅いところへ埋めるものであります。
ジュゴンが食べた跡、海草を食べた跡が百本余り、ジュゴントレンチといいますが、そのはみ跡も見つかっているところですが、そこにはヒメサンゴが生息しているということも明らかになっております。 お手元に配付しました資料は、実はこの時期に、現在、護岸の造成工事が行われ、護岸がつながり海が締め切られたら土砂を投入する計画が七月、きょうのニュースでは、八月に一月延期するということになっております。
「基礎地盤調査」「施設の位置における基礎地盤調査は、施設の耐震設計上の重要度に応じて、試掘坑調査、ボーリング調査、二次元又は三次元の物理探査、地盤材料試験、原位置試験及びトレンチ調査等を適切な手順と組合せで実施されていることを確認する。」とあるんです。方針じゃないんです。今言ったような幾つかのものを「適切な手順と組合せで実施されていることを確認する。」と書いてある。
敦賀発電所については、浦底断層と敷地内破砕帯との関係を調べるために、直接観察可能なD—1破砕帯に着目をし、D—1破砕帯と浦底断層との関係を調べるためにD—1トレンチを掘った結果、新たにK断層が発見されたということで、有識者会合の議論がそこに収れんをしていったというふうに認識をしてございます。
一方で、現場の方々の努力によって、海側遮水壁の完成、海水配管トレンチの処理、汚染水の処理や滞留水の汚染低減などの進展も見られており、プラントのリスクは事故当初に比べると大幅に低減されていると考えています。しかしながら、事故の傷痕をさらし、おびただしい数のタンクが並んでいる福島第一原子力発電所には多くの方々が不安を感じています。
一方で、現場の方々の努力によって、海側遮水壁の完成、海水配管トレンチの処理、汚染水の処理や滞留水の汚染低減などの進展も見られており、プラントのリスクは事故当初に比べると大幅に低減されていると考えています。 しかしながら、事故の傷跡をさらし、おびただしい数のタンクが並んでいる福島第一原子力発電所には、多くの方々が不安を感じています。
これまでも、東京電力、幾つかの失敗はありますけれども、一方で、海水配管トレンチからの汚染水の除去等に関しては、率直に言って、いい仕事もしていると思っています。段階的にではありますけれども、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業というのは、徐々に潜在的なリスクを下げるプロセスを進んでいると思っています。
ジュゴンのはみ跡、トレンチの残る広大な海草藻場、高さが七メートルにもなるマジリモクの藻場、巨大なハマサンゴの群体が続く浅瀬、アオサンゴの大コロニー、ブンブクやナマコが豊産する砂底、沖縄島で最も多くの種の魚が遡上する川などは、この生態系の貴重さを際立たせています。ジュゴンの生息場所である海草藻場の生態系を良好に維持し続けることの重要性を示唆しています。
今回の改定では、低レベル放射性廃棄物の浅地中処分、トレンチ処分とピット処分についての見直しは全くなく、公衆への被曝防止や環境汚染防止の対策として問題があります。浅地中処分に対して、遮断型構造による施設建設など強化を図る規制を加えない改正は不十分です。 第三に、放射性物質であるRIの防護は当然必要です。
先生御指摘がございました、今、日本原子力発電の東海第二原子力発電所の中につくろうとしている東海発電所の廃棄物につきましては、これは非常に、今申請がございますのは放射性物質の濃度の低いものでございますので、これはピット処分、トレンチ処分という方法で処分をされるものでございますので、これは、管理としては何年間か置いた上で土をかぶせて、それでその後は管理から外れるといったような形でございまして、この埋設施設
○田中政府特別補佐人 廃棄物の種類、レベルによってそういう判断をさせていただいていまして、L3の廃棄物というのは極めて放射能レベルの低いものであるということで、トレンチ処分が可能という判断をさせていただいておりますので、それをピットにしなければいけないとかということかどうかは、放射能のレベルによって判断すべきものと思います。
放射性廃棄物は、大きく、高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体と、低レベル放射性廃棄物の二種類に分けられるわけでありますが、これらの最終処分については地中への埋設ということで、地下三百メーター以深の地層に処分する地層処分、それと、七十メーター以深の地中に処分する中深度処分、さらには、トレンチ処分やピット処分などの浅地中処分という埋設法があるわけでございます。
また、汚染水を漏らさない対策として、いわゆる海側遮水壁の閉合であるとか、取り除く対策としては、トレンチ内の汚染水処理、また、ALPSによる放射性物質の除去、こういったことがさまざま重層的に行われてきたわけでございます。 そして、昨年からは、建屋周辺の土壌を凍らせて、もともと入ってくる地下水の流入を防ぐ凍土壁が運用を開始されました。
特にその中で、海側海水配管トレンチからの高濃度汚染水の除去あるいはタンク内の高濃度汚染水の処理というのが非常にリスクが大きい課題でしたので、これについては緊急に対策を行っていただきまして、相当対策が進んだと思っております。 しかし、最終的に処理した水を処分することができずに、十一月中旬時点ですけれども、約千基以上のタンクに九十万トン余りの処理水が貯留されている状況にあります。
当時と現在の違いをもう少し申し上げますと、まず、当時、海側に海水の配管トレンチに一万トンぐらいの高濃度汚染水がありましたが、この処理が進んだということです。それから、タンク内に少し濃度の高い水がたくさんたまっていたんですが、この水の処理が大分進みました。
さらに、このK断層につきましては、D—1破砕帯の延長部が浦底断層という第一級の活断層に近接する場所で掘ったトレンチで発見された、こういうことがございますので、当然のことながら、KとD—1あるいはその他の原子炉建屋直下を通過する破砕帯との関係が議論の的になっているということは当然でございますし、私どもも有識者との間ではその共通認識があったというふうに考えて、このような提案を行ったということでございます
まず旧トレンチというお話ございましたが、これが調査をされたのは、志賀発電所一号炉の設置許可、これは昭和六十三年八月でございますけれども、この時点の調査でございました。当時は、平成十八年耐震設計審査指針の改定の前でありまして、活断層であるかどうかという判断の目安は、五万年前以降に活動したかどうかということで考えておりました。
志賀の評価書では、発電所建設時に問題ないとされたトレンチ調査時の壁面のスケッチ、写真を持ち出してきて、北西部につきましては変位したと解釈するのが合理的と評価をしております。 見解の分かれるスケッチや写真によりある部分だけを判断するのではなく、今回行われました調査部の調査結果を基に、北西部も含めたS—1全体としての評価をすべきであるというふうに考えますけれども、いかがお考えか。
こういうふうに一部だけなっているというのがどういうことかということを考えるのがなかなか非常に理解がし難くて、実際この話は、旧トレンチというのが緑色、真ん中に矢印で書いてありますけれども、ここに、約三十年前の志賀原発一号機建設前に行われたそのときの残っている壁面のスケッチですとかを根拠に、ここ活動性あるというふうに評価、有識者会議はしたわけでありますけれども、そこ、もう今、建設して、削ってしまったわけで
まず、S—1破砕帯につきましては、これは建設時のトレンチのスケッチ及び岩盤調査で確認された情報から、S—1破砕帯の北西部分については後期更新世以降に活動したと解釈するのが合理的である、それから一方、同じ破砕帯の南東部については後期更新世以降の活動はない、このような評価でございました。
○田中政府特別補佐人 ただいま櫻田の方から御説明申し上げましたように、動く可能性は否定できないという、今はもう既に見ることができない昔の旧トレンチのスケッチを見て、それをベースに有識者会合がそういう御判断をされたということです。
旧トレンチはもう建屋の下にあって見えないわけですから、その場合は延長線上で判断すべしということなので、それで十分なんですよ。その建屋の下の判断というのは三十年前に、建設前に行われているわけでありますから、そこをまた戻してきて判断するのはどうかというふうに思います。
まず、福島第一原発は、これまで海側に近い位置にある海水排水トレンチの中に高濃度の汚染水があったんですが、そういったものは除去され、また四号機の使用済燃料も地上に下ろすことができたとか、あるいは継続的な冷却が、炉内の溶けた燃料の冷却もできるようになっているということで、基本的に大きなリスクが顕在化するような状況はなくなっているというふうに認識しております。
例えば、セシウム137について紹介いたしますと、最初に、トレンチ処分という、素掘りで処分するものですけれども、それにつきましては、セシウム137につきましては百メガベクレル・パー・トンというのが基準になってございます。